左馬(ひだりうま)とは
天童の将棋駒のお土産などによく見かける『馬』の文字が鏡文字のように反転している書体があります。
これは『左馬』といって、天童市では、左馬の書体をモチーフにした様々な工芸品やお土産物があります。
その『左馬』とはいったいどんなものなのでしょうか?
左馬の由来
馬は右から乗るとつまづいて転んでしまうという習性をもっており、元来左から乗るものなので、左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができ、昔から福を招くめでたいもの、商売繁盛の守り駒となっている。天童独特の飾り駒や根付駒として人気を呼んでいる。
一、 馬の字が逆に書かれていることから、ウマの逆はマウ(舞う)であり、古来舞ではめでたい席で催されることから、縁起の良い招福の駒である。
一、 普通馬は人に引かれるが、逆に馬に人が引かれて入ってくるというので、千客万来の招福の駒である。