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竹の東屋(あずまや)・普及実現に向けて

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みなさんの周りに東屋(あずまや)はありますか?

東屋といえば、庭園や公園などに木の柱などでつくられた東屋を思い浮かべる方も多いでしょう。

Wikipediaにはこう記載があります。

四阿(あずまや、しあ)、東屋(あずまや)とは庭園などに眺望、休憩などの目的で設置される簡素な建屋。「四阿」の「阿」は棟あの意味で、四方に軒を下ろした寄棟宝形造などの屋根を持つ建造物を意味する。唐風に「」(ちん)とも呼ばれる。和語の「あずまや」は東国風の鄙俗な建屋を意味する

ちょっとした休憩場所や日除けの場所としてイメージされる場合があるとおもいますが、一般的に木造でつくられたものが多い中、今回は下記の写真の通り、材料のほとんどを竹で作った東屋を開発した方と出会う機会があり、お話を伺ってきました。


近年、竹を材料とした物が少なく、需要もあまり多くない事から、竹林が荒れているとニュースで知りました。

竹の需要が少なくなり、国内の竹林は伐採がすすまず、竹が増え、密集したことによる竹の育成不足が起こり、結果的に山が荒れるといった現象が起きているとのことです。

そんな余剰竹を材料とした活用方法が無いかと、今回竹を材料とした東屋を普及されようと、山形食文化研究会の方々がたの東屋を作成しました。しかもDIYで大人2~3人、組立時間も1~2時間程度で作れてしまうのです!

竹の東屋普及構想は10年ほど前からあり、すでに様々な場所でプロトタイプの東屋が建てられ、個人の庭や屋内・屋外施設の展示場、各種イベントへの設置の実績があります。

上に掲載した東屋の写真も個人宅のお庭に約10年前に建てられ、今もそこでお酒を飲んだり、自宅庭の避暑地として活用方法されているそうです。

しかも、雪国の山形で建てっぱなしですから、強度も折り紙付きです!

そんな、竹の東屋を今回もっと簡単、手軽に風流を求める人に提供できないかと、キットを作成しようとしています。

詳しくは、近日発表となりますが、大きさも1畳タイプから2畳タイプと広さに合わせたキットを作成予定とのことで、日本文化の象徴である竹に囲まれて、忙しい現代人が癒やしを求める場所として、安らげる場所として了解できることを目的としているようです。

こんな環境で食べる食事やお酒は、また別格な味わいを感じられるのではないでしょうか。

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